「お……」

なんか聞こえる

「お……き……」

んー

「起きて」

あー朝か

「……」

「やっと起きた」

起きたのはいいけどボーっとする

「おはよう」

「……おはよう亮子」

「歯磨いて、顔を洗ってきて、朝ごはんがもうすぐできるから急いでね」

「うーんー」

まったく目が覚めないまま、洗面所に向かった

シャコシャコと歯を磨き、ジャブジャブゾリゾリと髭剃りと顔を洗った

「おまたせ」

「いまできたわよ」

目の前には、カリカリのベーコンとレタス、こんがり焼けた食パンとコンソメスープがあった

「「いただきます」」

テレビを見ながらモグモグ食べていると

「ねえ?」

「うん?」

「今日金曜日だし、二人で飲みに行きましょうよ」

「いいよ」

「場所はそうねー明君の会社の近くにある、お店でいいでしょ?」

「うん」

「会社が終わったら携帯にメールするね」

「わかった」

……
……
……

二人とも食べ終わり、途中まで二人で同じ電車に乗った

30分ほど乗り

「オレはここだから」

「じゃあ、また後でね〜」

「おう」

電車扉が閉じて発車するまで、手を振った

駅からテクテク歩いて、会社に向かうことにした

ポケットから何気なく携帯を取り出してみた
「いやー携帯って便利だなー」
今度折りたたみ式の携帯が出るらしい、
まあ、このフリップ型の携帯に今のところ不満はないから
買い換える予定はない

いずれは、カメラつきの携帯とかが出るのだろうか?
そしたらちょっと欲しいな

こんなことを考えてるうちに会社についた

とてもとても面倒な一日が始まってしまった

朝礼で上司の話を聞き、仕事が始まった

……
……
……

「昼か」

亮子に作ってもらった弁当を会社のデスクの上で食べた

「やっぱ美味しいな」

……
……
……

「やっと終わったー」

携帯がブルブル震えているので、みて見ると

『終わったよ〜♪』

とメールが着ていた

『オレも今終わったから、駅で待ってるよ』

「送信と」

さっさと帰りますか〜

「お疲れ様です」

出口に向かいながら、いろんな人に言っていった

「おうっお疲れ様」

「お疲れ様〜」

会社を出て駅に向かった

少し歩き駅についた

「まあ当然いないわな」

駅で待つこと十数分

「お・ま・た・せ」

「お腹減ったよ、早くいこう」

「うん! 明君、行くところ決めてあるの?」

「串かつ屋」

「いいね〜 行こう、行こう」

二人で肩を並べしゃべりながら歩き、串かつ屋についた

「ここだよ」

「意外と綺麗な店ね」

「できたばっかだしね」

入り口のドアに手を掛けガラっと開けた

「いらっしゃいませ! 何名様でしょうか?」

「二人です」

「こちらへどうぞ」

テーブル席に案内された

「飲み物は決まりでしょうか?」

席に着くなり聞かれた

「生ください」

「私はカシスオレンジ」

「かしこまりました」

メニューを聞いて奥に引っ込んでいった

「今日も疲れたよ」

「そうね〜」

適当なことを話していると

「お待たせいたしました」

ビールとカシスオレンジそれとお通しのキンピラがきた

テーブルにドコドコと置かれた

「メニューはお決まりでしょうか?」

「オレが決めていい?」

「まかせるわ」

「えーっと、このセットとホルモン焼きください」

「かしこまりました」

メニュをー聞いて再び奥に消えていった

ジョッキを片手に持ち

「「かんぱ〜い」」

ゴッキュゴッキュと飲んだ

「プハァうまい」

「うん、おいしい」

キンピラをつまみながら、しゃべっていると

「はい! お待たせしましたー」

串揚げのセットとホルモン焼きがきた
それにソースと山のようなキャベツもきた

「亮子」

「なに?」

「ソースは二度付け禁止だよ」

「了解」

「うん! うまい!」

「ほんと このソースが美味しいわ」

牛や豚や野菜の串揚げをたらふく食べた

……
……
……

「ふぅ〜 お腹いっぱい」

「オレもいっぱいだよ、いこうか?」

「そうね」

席を立ち会計に向かった

「俺が出すよ」

「いつもありがとう、でも今日は私が出すわよ」

「あー、じゃあお願いしようかな」

亮子に払ってもらい、店を出た

「結構遅い時間になっちゃたわね」

「そうだね、すぐ帰ろうか?」

「そうね」

真っ直ぐ駅に向かった

二人でホームで待っていると、すぐに電車が来た

電車に入って見ると、座れない程度に混んでいた

「座れなさそうね」

「だね、立ってようか」

座れないことを悟ると亮子はドアのすぐ横に立って、
席の一番端っこに背をもたれていた

オレは亮子の前に突っ立ていた

二人で適当に話していると、電車が止まり
俺たちがいる逆側のドアから大量に乗って来た

「うわーなんだこれ」

「今日ってなんかイベントあったかも」

車内がギュウギュウになった

オレは押されて、亮子と超密着になった

「ごめん、痛くなかった?」

「いいよ……」

あっ……この雰囲気は……まずい

「えっちょここ電車のなk んっ」

首筋にキスされ

色っぽい目で見つめられ

「ふふ」

「そなところ触んないで……」

ズボンのチャック当たりを優しくさわさわしてきた
当然オレのアレはそうなるわけでして

「苦しいでしょ? 出してあげるね」

スカートをオレのアレにかぶせて
ジーっとチャックを下ろされ、パンツの中をゴソゴソされ
アレが空気にさらされた

「熱くて硬くなってるよ」

「それは亮子がいじるから……」

亮子はどこからか見慣れたものを出し、周りにばれないように封を切った

「それって……」

「つけてあげるから、いつでも出していいからね」

ゴムをつけて、股ではさんだ

「すごいよ……そりかえってる……」

亮子の太ももはとても柔らかくあたたかい

「じゃあ動くよ」

腰を動かしてきた

「あっ」

声が抑えられないので自分の手で自分の口をふさいだ

「声が我慢できないのね? そんなにいいんだ?」

「……」

黙ってうなずいた

周りにいる人に怪しまれないように、本当に少しだけ腰を動かした
亮子の股が……汗でムレムレになっていて……オレの動きが止まらなかった

電車の中で人がたくさんいるのに……いや……いるからだろうかすごい興奮した


「ピクピクしてきてる……」

ほかの人にはどう映っているのだろうか? 
それを考えるとさらに高揚した……もう限界だった

「出して……」

「……あぁっ」

アレが何回も跳ねた…… 思わず声が漏れた……

「はぁー出てる……ビクンビクンしてるよ」

一人じゃ立ってられなくなり、亮子にしがみつくように抱きついてしまった
電車にの中なのに恥じも外聞もなく抱きついてしまった

亮子もオレの腰に手を回してくれて抱きしめあう格好になった
正直癒される、もう何度も抱きしめあったけど、この感覚は一生変わらないと思う

そんな余韻に浸るもつかの間、降りる駅についたので、変な格好のまま降りた
本当に変な格好だと思う、だって亮子のまたぐらにアレをはさんだまま、向き合って
降りたのだから……その間は亮子は後ろ歩きのままだし、周りの人は不思議に思ってたのに違いない

電車が出発し誰も回りにいないこと確認した後に、体を離しゴムを取りアレをしまった

ゴムは駅のゴミ箱にでも捨ててしまおう

「……」

「いっぱい出てるね…… いたい いたい」

ホッペを引っ張った

「ばれたら、やばかったぞ……」

「大丈夫、大丈夫、見えないようにシタから」

「そういう問題じゃ……」

「さっ、お家に帰ったら続きしましょ♪」

「……うん」

相変わらず亮子には敵わないと思いつつ一緒に帰った

あとがき

22作品目

諏訪野偏の13作品目

ちょっと未来のちょっと前です。

マニアックなSSです。
書いてて思いましたが、全体図がとても難しかったです、
周りにたくさん人がいるとか、椿くんたちがどこでなにをしているかを
書くのが難易度が高かったです。

たぶん、うまくかけてないと思います。

お気に入り度は、79点ですね

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