ある日の学校の休み時間

「そうなんだよなー」

「そうそう、笑えるよな」

と、友だちと馬鹿な事を話していると

「そういえば、椿?」

「なんだ?」

「いい本が手に入ったんだが、読むよな!?」

いい本?… なるほどベッドの下に隠すような本のことだ

「いーや、遠慮しとくよ」

「「え!?」」

周りにいる奴ら全員に「え!?」と言われた… 俺を何だと思っているんだ…

「最近どうしたんだよ?」

「そういや、この間も断ってたよなお前独自のルートでもあるのか? ならこっちにも流せよ!」

「いや、そういう訳じゃないんだけど」

亮子がいるのにそんな事したら… もったいない!

「なら、なんでだよ!」

「とっとにかくいいよ」

「隠し事はよくないよ椿くん?」

「かっ隠し事なんて…」

まあ…してるんだけどね

少し離れた場所にいる亮子の背中にをなんとなく視線を合わせると

「「あっ」」

いきなり、亮子が体の向きを変え、目が合った気のせいだと思うが声も聞こえた気がした

「どうした? 変な声だして?」

「なっなんでもないよ」

「嘘だね、やっぱりお前なんか隠してるだろ! さあ早く言え!」

このままでは、漏らしかねないので必死に抵抗し話題のすり替えで誤魔化した


後書き

10作品目

諏訪野編? 6作品目

小ネタです。

目線違いの作品です特に語ることも無いですw

点数はつけれないですねw

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